ゆきだるマン地域の雪対策レポート一覧

東海大学『福祉除雪プロジェクト』

01.

わたしは、ゆきだるマン!今日は南区の住宅街にやってきました!少し標高が高いせいか、市内中心部より寒さがちょっときびしい印象だぞ!
あっ!あそこの家、玄関まわりから屋根まで、大勢の人間に取り囲まれているっ!!
襲われているに違いない!助けなくては!とりゃっ!

02.

……こ、これは。
襲っているのではなく、
雪かきや雪下ろしをしている……??

東海大学の「福祉除雪プロジェクトに」に
参加している学生さんたちだった!

「わたしたちは、東海大学の『福祉除雪プロジェクト』に参加している学生なんですよ」とリーダーの粂原遥さん(国際コミュニケーション学科4年)が教えてくれました。埼玉県出身の粂原さんは、「せっかく大学から札幌に来たので、ここでしか体験できないことをやりたい!」と思って1年生から参加しているんですって。

03.
わいわいと雪かきをしている学生さん。
おや、その中に混ざって大人の男性が!

ワイワイと楽しそうに雪かきをしている学生さん。 そんなみなさんに大きな声で指示を出している大人の男性を発見! こちらは、このプロジェクトのコーディネーターであり、東海大学札幌キャリア支援課課長の池田隆之さん。 「男子は主に屋根の雪下ろし、女子は平地の雪かきを担当しています。雪のシーズンだけじゃなく、大型ごみを捨てるとか、家庭菜園の土起こしとか、高齢者にはきびしい作業をお手伝いしています。学業以外での学びを通した成長は、就職活動でもきっと役立つはずです!」とのこと。

 東海大学では、学生さんが自由な発想で企画した活動を通じて、現代社会で求められている「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を体得する「でかちゃれ」を全国規模で展開。 この「福祉除雪プロジェクト」もそのひとつで、5シーズン目となる現在は、87名もの心優しき学生さんが学部・学科・学年を超えてプロジェクトメンバーになっているんです!

 また、除雪作業を依頼している世帯は、東海大学のある南沢をはじめ、北ノ沢、中ノ沢、川沿地区の約70世帯にまで増えてきたとのこと。

04.
みなさんどのような仕組みで
出勤しているのですか?

ところで粂原さん、きょうは20名弱のみなさんが作業をされているようですが、どのような仕組みで出動しているのですか?

「まず、登録世帯の方から大学に電話で依頼があり、コーディネーターの池田さんがその情報を取りまとめてメンバーにスケジュールのメールを一斉送信します。学生はそれを受け、自分の予定と照らし合わせて出欠の返信をしています。作業は、平日なら放課後が中心で、土・日も行っています。1回の出動で数件を回り、1シーズンで20日ほどの出動になると思います」

今シーズン、ほぼすべての除雪作業に参加しているという谷口千尋さん(地域創造学科4年)は、「学生同士だったり、地域の方々とだったり、いろんな人と話すことができるので、 すごく刺激になるし、楽しいですよ!」とプロジェクトの魅力を教えてくれました。
 粂原さんも、「高齢者の方々の生活にふれ、自分の生活では起こりづらい問題に気づくことも多く、とて

05.
みなさんどのような仕組みで
出勤しているのですか?

では、依頼している世帯の方は、このプロジェクトをどのように感じているのでしょう?「とても助かっていますよ。涙が出るほどありがたいです」とは、数年前にご主人を亡くしてから雪下ろしを依頼するようになったという鈴木さん。

「学生さんはみんな元気で、とても感じがよくて、素晴らしいですね。町内にも雪かきを手伝ってくださる方がいて、本当にまちの方々のおかげで快適に暮らしています」

寒い季節だからこそ、人と人とのつながりがいっそうあったかく感じるもの!冬って、実はあったかいのです!わたしの心もあったかくなり過ぎて融けてしまいそう!プロジェクトメンバーのみなさん、これからもホッコリしたまちづくりをよろしくお願いしますね!よ~し私もやるぞ!とりゃ!とりゃ!とりゃ!